台風15号によって 分かった事

自然災害に対する意識の差がはっきり出てしまいました。

台風15号による被害を受けられた地域の皆様心よりお見舞い申し上げます。

恐らくは想定外の事ではなかったか?と思いますが、本来 自然災害は常々 想定外の事ばかり起きます。

昨年の台風21号は非常に強い勢力で上陸して京阪神地区を直撃しました。

前もって非常に強い台風が来るぞ!と構えていたにも関わらず被害は大きくなりました。

特に人口密集地帯の大阪湾沿岸を直撃しましたので暴風による被害は想像を絶するものでした。

今回の台風15号は台風の右側に入った千葉県の被害が大きく 被災された方々は大変な想いをされてる事だと思いますが、これはもう 不運としか言い様のない不幸な不可抗力です。

誰の責任でもなく、自然と言う猛威が千葉県を中心に襲いかかってしまったと言う事になります。

但し、残念と言うか、悲しいと言うか、各自治体(お役所)を宛にしても無理があります。

恐らくは千葉県の各自治体はこのような台風の直撃によって受ける被害等はライフラインの東電やJRも考えもしてなかったのだと思います。

このような経験は殆ど積んでないだろうし、過去の他の地域での被害等を参考にすらしてなかったのですから まともな対応等することも出来ないし、期待も出来ません。

関西より西の地域では毎年のように台風被害はありますし、台風以外の自然災害等は1年中 何処かで起きています。

そう言った災害を受ける頻度は関東を中心にした東日本よりはかなり高いと言えます。

その分 手痛い目に逢いながらも経験は積んで来ました。しかし、それでも甚大な被害は受けてしまいます。

但し、台風襲来に際しては予め 出来る対策はスムーズにやれるようになりましたので 以前に比べると自治体の対応は良くなりました。

台風等の被害は1つの県単位ではなく、その地方 広域に及びますので 単に各自治体だけでは手に負えないものです。対応出来るキャパシティを遥かに超えてしまう事なので元々 対応等は無理な話しなのです。なので あれが悪いとか、やれ人災だとか言っても何も解決しません。

自治体として出来る事を精一杯やって貰うしかないのですが、最終的には自分の事は自分で守るしかないのです。

これは日本全国 何処に居ても同じ事なのですが、とりわけ災害の多い地域の住民は自治体をそれほどあてにはしてません。

してられないのです。特に人口の少ない自治体等は非常事態に出来る事は殆ど何もありません、早い目に避難して下さいと連絡するのが精一杯ですから 被害が起きた後の対応等は何一つ満足に出来るものなどないのです。

災害対応出来るだけの職員数はいませんし、他の消防や警察機関に頼らざる得ないのです。

それとて人手不足なのでどんなに不満をぶつけても組織的に無理なのです。

ですから災害なれした地域の住民は最初から自治体等は頼りせずに自分たちで何とか乗りきろうするのです。勿論 災害派遣自衛隊は精一杯 対応してくれるので それには大いに感謝します。

今回の台風によるJR東日本の計画運休も対応が不味かったですね! 計画運休では先輩で経験も積んでいるJR西日本を参考にしなかったのでしょうか?

中途半端な運転再開のアナウンスは予定が大巾に狂って 余計に混乱を招く結果となりましたね、計画運休を発表するタイミングも悪い(ギリギリ迄 待って 遅すぎる為に企業や商業施設の対応も遅くなってしまいました) 恐らくは空振りや運休した影響の大きさを考えたのかも知れませんが、徹底ぶりがまるでありませんでした。

あれでは運休の影響より中途半端な運転再開をアナウンスして混乱や麻痺状態にした事の方が社会的な影響は甚大だったと思います。

空振りだったらどうするか?その時に受ける苦情の方が大変なのでは等の姑息な理由も大いにあると思われますが、関西の場合は計画運休は徹底しているので 苦情が来ても全くぶれなくなりました。

空振りの苦情を受けるよりは 安全対策や後の運転再開をスムーズに行う体制の方が遥かに大切な事なので それを恐れずに躊躇する事なく早い目に計画運休のアナウンスをして実施するのです。

今では空振りだったと苦情を入れる方々も減って 逆に苦情を入れた方が 「こんな時に何を言ってるんだ」とばかりに白い目で見られるようになりました。

実はこう言った利用者の理解が災害時には非常に重要になるのです。

自然災害の前には自分たちだけが良いなんて考え方は逆に被害を大きくしますし、復旧の最大の障害になります。

それは企業も同じで「運休したら内の会社はどうなるんだ、損害はどうしてくれる?」なんて言ってる企業は社会的に抹殺されてしまうほど世の中の価値観は変わりました。

先に触れたように1つ自治体だけでは手に負えない災害ははやり 地域通しで助け合い応援出来る体制が必要となります。

残念ながら 関東ではお互いの県通しが助け合うような非常事態に対応出来る組織体はないのですね!

各県が全く連携もなく 応援出来る体制も整ってないようでは これよりもっと酷い災害が起きたら 小さい自治体や余裕のない県は大変な事になります。

勿論 国や自衛隊は全面的にサポートはしてくれますが、どうしても初動は遅くなってしまいます。

国と言う組織体が動くにはそれだけ時間がかかってしまうのです。これは今迄の日本全国で起きた災害について国の対応がスピーディーにされた事など殆ど無いことに目を向けると分かります。

今の組織上では国が動くまでにはどうしても その組織の構造上 時間がかかってしまうのです。

なぜなら 管轄する各省庁が縦割り行政の為に内閣(政府)が調整するのに時間がかかってしまうからです。

外国のように災害時における一切の権限を一時的に与えて全て優先的に出来る非常事態省や緊急事態省があればスムーズに行くのですか、日本の役所組織では各省庁の利害関係の調整に時間がかかってしまうのです。

都道府県知事が自衛隊に対して災害派遣を要請する方がよっぽど早くなるのですが、これとて県の知事によっては躊躇したり遅くなって 後手後手になってしまいます。(特に知事や副知事が被災した阪神 淡路島地震ではかなり遅くなって被害が拡大しました)

今回の千葉県知事の自衛隊への災害派遣 要請は遅かったですね!

阪神淡路島地震の教訓を元に関西では広域の災害や非常事態に対応する為に各県通しで助け合う 関西広域連合が出来ました。

これはひと度災害が起きたら連合に加盟している県がお互いに助け合う体制です。

一切合切の権限は各県の知事が持って 関係機関を股がって一本化してスムーズに実施する体制なので初動は国より遥かに早くなります。

東日本大震災の時には被災した東北の各県や自治体に対して 関西広域連合は国より早く手分けして応援に入りました。

東北の各県と協定を結んでないにも関わらず 国の一大事として真っ先に応援に入ったのです。

 

このような組織体が関東にはないのが残念ですが、今回の台風被害を期に作るべきではないか?と思います。

 

 

マリオットグループのホテルを快適に利用するにはpart2

マリオット ファンの皆さん 今からご紹介する内容は非常にシビアな現実を含んだ内容になります。
私はマリオットのファンですが、決してマリオットの良い事ばかりをお話するつもりはありません。
マリオット ファンの皆さんに快適な思いでマリオットホテルを利用してもらう目的で 敢えてマリオットグループが現在 抱えている問題と現状を皆さんにご紹介してその上で ご自身が上手く マリオットと付き合って頂ければ幸いと考え 投稿しました。

皆さん 自身が マリオットを研究 熱心になって優秀な会員特典を有効に活用して頂く助けになれば幸いです。

マリオットの会員特典について ホテル側の対応は随分 差がありますよね!
実はこれが現在 マリオットグループが抱えている 構造的な問題なのです。

グループが巨大化し過ぎた事により 世界中で様々な歪みが表面化しているのです。
本部がある お膝元の米国本国では提携クレジットカードの乱発によって 会員ステータス維持の問題が昨年の夏から発生してマリオットは約束違反だと 多数の訴訟問題に発展しています。
期限迄に いくら以上のショッピングを提携クレジットカードでしたら プラチナエリートを維持出来る と言う内容でカードを募集したのですが、蓋を開けてみると 条件以上の利用をしたにも関わらず 多数のメンバーがステータスの維持が出来ず プラチナエリートからゴールドエリートにランクダウンしてしまう事になって 一時は大騒ぎになりました。
会員プログラムの根元に繋がるトラブルの為に 未だに解決されていない事も残念な事ですね!

その 会員プログラムのエリート特典の対応も実は利用する地域やホテルによっては随分と差があるのですが、 世界中でマリオットホテルを利用されて来た皆さんなら 勿論 肌で感じている事だと思います。
マリオットは現在 旧スターウッド(SPG)グループを傘下にして 世界一の巨大ホテルチェーンですが、マリオットのブランドの下に決して 一枚岩ではなく 非常に不安定な要素を持ったまま巨大化した寄り合い所帯なのです。
本部が直営するホテルはその殆どが北米に集中していて それ以外は数える程しかありません。

グループの大半は地元企業が運営するフランチャイズとなっていて その形態は まぁ例えるとすれば コンビニチェーンみたいなものでね。
各 ホテルにオーナー(ホテルの建物主)がいて運営も同じ企業であったり 運営を別の運営会社に委託しているケースもあったり様々な形態でマリオットグループに参加しているのです。

日本 国内を例えると 森トラストグループや都ホテルグループがホテルの不動産と運営の両方を任されていることになります。
ハワイのシェラトン等に代表されるハワイ内のマリオットグループ4ホテルは日本の企業で京屋ホテルが運営している 例があります。(昨年のストライキはこれらのホテルで発生しました。)

上記の事からマリオットグループのホテルでも 運営によって個々に内容は違いますし、100の運営体があったとすると100の違いがあるのが 現状なのです。

その為に会員プログラムに対応するホテル側の姿勢も実に様々な違いがあるのです。
場合によっては利用してみて驚く事もしばしばあります。「これが本当にマリオットの看板を掲げているホテルなのか?」と 皆さんの中にも多分 いらっしゃる事と思いますが 本当に疑いたくなるなるようなホテルは世界中に沢山あるのです。

先ず 私達 会員が認識しておかないといけないのは 利用するホテルがマリオットグループの看板を掲げていても 中身は全く違うホテルの可能性がある事です。勿論 これは良い事も悪い事も全て含めてですが、マリオットグループのホテルだから 会員特典も世界中で同様な対応で受ける事が出来ると思うのは 誤りです。決して受ける事は出来ません。

マリオットはそれを利用するホテルの裁量による と説明していますが、実はこれ以上はマリオット本部も各ホテル側に立ち入る事は困難なのです。
直営ホテルなら まだしも フランチャイズの運営会社に対しては どうしても会員特典の運用については基本を守る事を条件に それ以上は立ち入る事はしません。
勿論 全く 会員プログラムを無視したホテル側の行為については警告やペナルティを科す事はありますし、グループ除籍の処置を取ることはあります。
現在迄に 世界中でマリオット本部よりグループ除籍をされたホテルは多数 ありますが、ギリギリ ボーダーライン上にあるホテルもかなりの数に登るのも事実です。

そのホテルの大半が アジア 太平洋、中東、アフリカ地区に 存在しているのが現状なのです。
勿論 優秀なホテルも沢山あるのですが、集客力を高めたい為に マリオットグループのブランド欲しさにグループに加盟したホテルが多いのです。
特に東南アジア エリアでは多数 存在します。ちょうど マリオットや旧SPGグループがアジアで拡大政策を強化し始めた頃 東南アジアの各都市ではこぞって 外資系ブランドのホテルチェーンに参加するホテルが急増しました。
ホテルを開業して収益を上げたい 投資家や不動産投資会社は 資金はあってもホテル運営のノウハウはありません。
先ずは運営を任せる企業を探して 契約していくのですが、どうしても宣伝や集客はその道のプロでないと上手く行かないのです。
ホテルの実績やブランド力がないのでその集客力を外資系ホテルの傘下に入る事によって補って行く事になります。

日本国内や北米、ヨーロッパと違って地域的に東南アジアや中東は国内から利用客は殆ど期待出来ないので 大半が海外からの旅行客の集客を対象してセールスを展開して行く事になります。
そこで最も重要になるのは外資系ホテルのブランド名なのです。
マリオットやシェラトンの名前さえあれば 取り敢えずは海外からの旅行客もブランド名に安心して利用する事になるからです。
昨日開業した何の実績も信用もないホテルがマリオットの看板さえあれば 有名
ホテルグループの一員として営業 出来るメリットは限りなく大きいのです。

ここで私達 会員にも関係する事が浮かび上がって来ます。
日本 国内や北米、ヨーロッパのように例え フランチャイズの運営企業でもマリオットの会員プログラムを忠実に実施するのが、グループに参加している以上絶対に守って行く方針の運営体なら全く問題はありませんし、日本や北米等はマリオット本部直営よりレベルが高く常に競争して行く企業も多数 ありますので利用者にとっては喜ばしい事になります。

しかし、東南アジアや中東、アフリカ等の運営企業はマリオットグループのブランドさえ有れば それで良い 多少の問題はごまかして うやもやにする事が常時起こしているホテルは 会員プログラム等は忠実に実施する姿勢は低いか殆どありません。
そのような運営のホテルですからホテル側のスタッフも最初から利用者の足元を見て対応するのです。
会員特典を満足に提供しなくても 利用者がクレームを言わないと素知らぬ顔なのです。強く抗議して初めて対応する例は日常化してます。
彼等はお客様から文句が出ないなら そのままなのです。
地域性と言えばそれまでですが、余りに酷い現状に閉口する事もしばしばです。

しかし、同じ 東南アジアの外資系ホテルでも 香港に本部を置くシャングリラグループ等は優秀です。
シャングリラグループは東南アジアエリアに多数のホテルを展開していますが、マリオットと同様にフランチャイズで各地に展開しています。
このグループはブランドイメージを非常に大切にする方針を徹底しているので 各ホテルの運営に対して 会員プログラムの実施 対応については寸分の違いも許さないのです。

逸脱したホテルは厳しいペナルティが科されますし、グループからの除籍もびしびし実施されています。
日本にある 東京シャングリラホテルは森トラストグループの運営によって営業していますが、本部からの指導はマリオットより遥かに厳しいそうです。

その点 マリオットの縛りはかなり緩いようです。グループ内に留まって営業を継続してくれる運営企業なら 多少の問題が起きても黙認するか 注意位にとどめるケースが多いようです。

では 何故 このような違いが生じるのでしょうか?
最大の原因はマリオットの会員組織の中で フル スペックの会員特典を受けるステータスメンバーが全体の中で余りにも多数いる事でホテル側の体制が追い付 かないのです。
特に旧 SPG系のシェラトンウェスティンホテルは SPGグループ内では限られた一部のエリートメンバー ( 現在のマリオットだとチタンエリート)以上の対応して行けば良かったのですが、プログラム統合後はプラチナエリート (旧マリオットではゴールドエリート)迄のエリートメンバーを同様に対応しなければならない現状にホテル側は苦慮しているのです。何しろ上位の会員数がSPG時代から数倍以上に増えたのですから。
こんな事から旧 SPG系のシェラトンウェスティンホテルは統合前には1日に数名の最上級 プラチナエリートだけの対応をしていれば良かったのですが、統合後はマリオットグループの全ての新プラチナエリートメンバー(旧 ゴールドエリート)の対応にあたる結果になったのです。
各地で統合後のシェラトンの対応が悪くなったと言われる理由はここにあるのです。
もうホテル側がオーバーフローを起こしているのです。
旧ゴールドエリートに対応していた マリオットホテルとは違いシェラトンウェスティンは旧プラチナエリートだけの対応だったのですから予めサービス体制の違いがあるのです。

プログラム統合で マリオットと同じになった旧SPG系のホテルは全てを受け入れて対応出来るようには まだまだ なっていないのです。

特に資金力の余裕がない 単体でホテルを運営している企業体はサービス維持についてはホテルの死活問題に直結するほど収益を圧迫しているのです。
エリートメンバーが利用すればするほどホテル側の収益率が下がり 持ち出しが増える結果となるのです。

東南アジアでマリオットグループのホテルを運営するのは 大半が かきょうを中心とした コングリマットですが、悲しいかな 日本のホテル運営企業より 儲けや収益率を最優先していますので 本音ではホテル側の持ち出しは出来るだけしたくないのです。
虫がよい話ですが、マリオットのブランド力で客は欲しいが、フルスペックのサービスを実施して対応が必要な上位エリートメンバーはあまり利用して欲しくないのです。

日本や北米のホテル運営企業とは根本的に考えやコンセプトに違いがあるので
例え 悪い評判がたっても彼等は 少し時間が過ぎれば 何でもないと考えていますので 始末に悪いですね!
まぁ 東南アジアでマリオットグループに参加している企業の意識の低さが私達利用する側にとっては災いする事になってしまうのが残念です!

ただ、全てがホテルの運営側の問題か?と言えば そうとも言えない事情があるのです。
何故か? それはマリオットの会員プログラムの内容が他のホテルチェーンでは到底 真似の出来ない内容だからです。

余りにエリート特典の内容が優秀 過ぎる為にホテル側の負担も相当 高い物になっているのです。
私達にとって優秀で尚且つ コストパフォーマンスが良い事は利用するホテル側にとっては反対に作用していますので 相当な経営努力や人件費を含めた コスト面をギリギリ にしないと提供出来ない位 ホテル側にとっては厳しい事なのです。

国内の各マリオットホテルの運営企業は森トラストグループや都ホテルグループのように資金力もあり 企業の経営体力は高いから 一見問題なく 営業していますが、実はホテルのスタッフ数をサービスが維持出来るギリギリ最低限に抑えて
ランニングコストが高い レストランを出来るだけ数を少なくして サービスを集中出来るようにしています。
森トラストグループのマリオットホテルが良い例で 殆どのホテルはレストランの数を1つに集中して あれこれと手を拡げない方針でサービスを集中させていますし、都 ホテルグループもランニングコストがかかるレストランの見直しをして整備を進める計画です。

これらの企業努力をして ようやくマリオットの会員プログラムの対応を可能してるのが 正直なところなのです。

マリオットの会員プログラムは確かに優秀な内容です。
ホテルファンの皆さんなら 良くお分かりだと思いますが、マリオット以外のホテルチェーンで どうにかマリオットと同様な会員特典のサービスを実施しているのは ヒルトン グループくらいです。

マリオットに近い内容としては シャングリラやハイアット・リージェンシーが実施していますが、一握りの最上級会員に対してだけで、とてもマリオットのプラチナエリートメンバーの人数の利用に対応出来るものではありません。

まぁ 余りにマリオットのエリートメンバーの特典内容が凄いので 他のホテルチェーンではやりたくても出来ないのが 実情ですが(笑)

マリオットに匹敵する規模を誇る IHGグループでも マリオットのような会員特典は最上級のスパイア エリートでもありませんし、出来ないのです。
国内では最大手の部類になるホテルチェーンになった オークラ 日航ホテルグループのOne harmonyの 最上級のエクスキューティブでも内容はマリオットのプラチナエリートに足元にも及びません。
ブランド力があって 国内では帝国ホテルと並ぶ 老舗のオークラでも 無料の会員組織で マリオットのような会員特典を実施することは資金的にも経営的にも無理なのです。

私はマリオットホテルがない 地方に出掛けた時は One harmonyかIHGグループのANA クラウンホテルを利用する事が多いのですが、(両方とも会員なので)
スパイアエリートやエクスキューティブメンバーであっても マリオットとの大きな違いや差を改めて感じます。
勿論 部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもしてくれますが、マリオットで受けるものと比べると余りに違いがあるから 改めて マリオットの会員特典の優秀さを思いしる事になるのです。

昨年 金沢で利用したANA クラウン金沢ホテルで 世間話的に ホテルのスタッフと どうしてIHGグループではマリオットのような会員特典が出来ないのか?将来的に実施する事はないのか?等の質問をしてみたのですが、 帰って来た答えは
「今のANA クラウンやインターコンチネンタルでは到底無理です。もし うちのグループが仮にマリオットと同じような会員特典サービスを実施するとしたら
予め 会員の宿泊料金をスタンダードクラスの部屋を対象にしても今の2倍近い価格を設定する事になります。」

つまり 無料で朝食やラウンジ利用やレイトチェックアウト等のサービスを盛り込んでも全ては宿泊料金にのかっる形になって 実質的に有料と同じになって高くつくと言う事なのです。

このように マリオットの優秀な会員特典を快適に受けて 活用するには 私達 メンバー自身が ホテルを選別する目を養う必要もあるのです。
多くの方が言われるように 全てに満足を求めても無理だと 言う前提で私達会員も 自身が利用するホテルを よく見てみる必要がありますし、良いホテル、悪いホテルを選別する目を養う事をしなければ 快適に利用する事は非常に困難になります。

国内のマリオットを利用するのであれば大体の評判や情報は手に入りますが、海外のマリオットの場合 中々手に入り難いし、実際に利用してみないと分からない事が多々ありますので ご自身が利用する前に調べてみる事も重要になりますね!

皆さんがより マリオットファンになる為には皆さん自身がマリオットと言うホテルがどんな組織でどんな内容なのか
どのような強みがあるのか? 弱みや悪いところはどこなのか?
より研究熱心になって 利用して行けば 又 楽しみも増えて価値のあるものと思います。
皆さん、 我こそは真のマリオットファンだと言う気持ちと行動力でマリオット極める事を願って この辺でお開きとします。

長い文面をお付き合い 頂き ありがとうございました。

マリオットファンの皆さんにご案内


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このblogをお読みのマリオットファンの皆さんに改めてご案内します。

マリオットホテルの情報が知りたい。

メンバープログラムの情報が知りたい。
マリオットの新しい開業情報が知りたい。
私達のグループでは グループのメンバーさんが、世界中のマリオットグループのホテルを実際に利用してみてグループ内に 様々な情報を提供する場所です。
マリオットホテルを快適に利用する方法や疑問点、問題点、良かった事、悪かった事、会員プログラムの有効な活用法等の情報を交換して 快適に利用するにはどうするか?の意見交換から体験談まであらゆるマリオットの情報が飛び交う場所を マリオット ファンの皆さんにご紹介します。

又 このグループにはマリオットホテルのスタッフも参加していますので ホテルの生の情報等も訊く事も出来ます。

マリオットホテルのファンでご興味を持たれ グループに参加を希望する方は下記のホームページに参加リクエストを下さい。
https://www.facebook.com/groups/509157936162039/

又 私達のグループはマリオットホテルをこよなく愛するファンの集まりではありますが、マリオットの広告をする目的ではありません、又 マリオットグループの提携クレジットカードをご紹介してお誘いをする場所ではありません。
過大な宣伝や誇張した会員プログラムの特典内容を拡げる場所でもありません。

マリオットの良いところ 悪いところを全て公開する場所ですので マリオットの本当の姿を知りたい 方のみご参加下さい。

このblogをお読みのマリオットファンの皆さん、グループに参加をお待ちしてます。


マリオット エリートメンバー特典 意外に知られていない 内容は?

京都 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル
宿泊以外にも利用する価値の高さを再確認。

京都の有名な観光スポット 嵐山にある 翠嵐 ラグジュアリーコレクション ホテル、嵐山の中心地 渡月橋から近く、保津川沿いに立地していて環境は抜群です。



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ブランド的にラグジュアリーになるので マリオットグループの中では リッツ・カールトンと並び 高級なホテルですね!

最近は人気の高さもあってか 通常期でもルームレートは高く リッツ・カールトン同様に高嶺の花となっていますが、意外にレストラン等の施設はそれほどでもなく、利用の仕方によっては 宿泊以上に価値のあるものと思います。

そんな事で今回は 宿泊以外の楽しみ方を皆さんにご紹介します。

京都の嵐山 皆さんも観光に訪れた方は多いと思います。
私が説明するまでもなく、有名な観光スポットですね!しかし、その嵐山も近年 外国からのゲストが増えて 平日でもかなりの賑わいですし、休日ともなれば 正にまともに歩けない程の混雑になっています。

正直 京都の祇園、東山界隈 同様に日本人の観光客より外国からのゲストの方が多い位ではないか?いや、実際には日本人より多いと感じます。
その為か 嵐山界隈も食事も含めて 観光の途中にゆっくりと出来る お店が殆どないのです。
勿論 中心地から離れた 場所なら探せばあるのですが、そんな所でも最近はSNS等の情報によって こんな所の こんなお店が、!!と驚く程 沢山の方々が来て お店は満員 結構 待ち時間があったりして それだけでも疲れる事が多くなるのです。

ましてや 美味しいお店や人気のあるお店なら尚更ですし、例え並んで待って お店に入っても 静かに食事をしたり お茶を呑んだりする事は殆ど不可能です。(笑)

又 嵐山界隈のお店は茶菓子の美味しいお店は結構 値段も高くなっていて(人気があるから 仕方ないのかも知れませんが!) それでいて 静かに利用出来ないとなれば のんびりするどころか 逆にフラストレーションが溜まる事になって 何のために観光に来たのか 分からなくなってしまいますね。

そこで かえって目立たない のが このホテルの
カフェ 茶寮 八翠 なのです。




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元々 嵐山の老舗 料亭 嵐亭を改装して開業したホテルなので 写真の通り 表構えを見た感じ 普通の観光客は 中々入り辛い雰囲気なのです。
又 見た感じ この中に気軽にお茶を呑めるカフェなどが在るとは このホテルを利用して知っていない限り 静かに食事やお茶を楽しむ目的で訪れる方は少ないのです。

私が利用した6/2(日曜日)でも 周辺は大混雑していて 渡月橋近くのお店はどこも満員御礼 状態だったのですが、ちょうど お茶を呑む時間帯の15:00時でも ゆったり と静かに午後のお茶を楽しむ事が出来ました。

カフェのスペースは余り 広くないので 行く前に電話して予約を取った方が良いか?とも思いましたが、待たされても しれていると判断してそのまま 行きましたが、全く待ちもなく 直ぐに窓際の保津川の風景が見える席に案内されて 楽しむ事が出来ました。



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メニューのバリエーションは結構 豊富で本格的なアフタヌーンティーのセットから 抹茶セットやケーキセットや 好みに応じて選ぶ事が出来ます。ケーキの味もコーヒーの味も 勿論
和菓子等も ラグジュアリーコレクションの名前に相応しい内容でした。

さて、肝心のお値段ですが、それほど高くはありません。ケーキセット等は桜珈琲等のお店と殆ど変わらないものです。
又 何より良いのは このホテルのレストランやカフェを利用すると マリオットのメンバー割が使えるのです。
マリオットグループのホテルを利用されてホテル内のレストラン等で食事をした場合 メンバー割に参加しているレストランやラウンジ、カフェ等は全て 割引が適応される事は皆さん ご存知だと思いますが、勿論 このホテルでも適応されますので 嵐山周辺で他のお店を利用するより意外と安くつくのです。
ゴールドエリートなら15% プラチナエリート以上なら20% これはマリオットの会員特典の中でも実に便利で価値のある物だと 思う瞬間が正にこんな時です。

マリオットのメンバー特典はホテルの宿泊だけにとどまらず このような場面で利用すれば 実に便利で有効に使える物ではないでしょうか?
皆さんも 京都の嵐山に訪れた時に 観光の途中 一服がてらにゆっくり お茶等を呑みたい時には この 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテルのカフェ 茶寮 八翠 利用してみるのも良いかと思います。

最後に このホテルのカフェのスタッフは琵琶湖マリオットホテルと同様に森トラストグループのスタッフなので 対応は勿論 優秀です。
偶然にも私達を応対した スタッフの方は元々は琵琶湖マリオットホテルのラウンジスタッフさんだった方で 現在はこちらのホテルのスタッフとして勤務されているのです。(笑)どうりで
感じが良いな!と感じたはずです。

琵琶湖マリオットホテル ダイジェスト

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国内にある マリオットグループ ホテルの中でも高い人気を誇る このホテルの魅力を再確認します。

琵琶湖マリオットホテルのおもてなしの真髄 ここにあり❗

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予めこのblogを読まれる皆さんに お伝えします。このblogの記事内容は決して マリオットの広告ではありません、私はマリオットグループの提携クレジットカードの申し込みをお薦めしてご紹介するのではなく、マリオットホテルを利用する1人のメンバー (マリオット ファン)としてマリオットホテルの魅力を皆さんにご紹介するものとしますので 予めご承知おきをお願いします。

それでは 琵琶湖マリオットホテルの魅力について再検証していきます。

今回 琵琶湖マリオットホテルを利用したのは 特にマリオットのエリートメンバー特典を云々ではなく、私自身と娘の誕生日のお祝いをこのホテルでやる事にしたからです。

私自身と娘の誕生日が数日(5日)しか変わらない為 娘が生まれてからは 毎年 二人一緒に誕生日のお祝いイベントをやって来ました。
昨年の誕生日は同じ 森トラストグループが運営する 南紀白浜マリオットホテルでやって 今年は私も娘も一番のお気に入りの琵琶湖マリオットホテルでやる事にしたのです。
どちらかと言えば娘の方が私 以上に琵琶湖マリオットのお気に入りだと思います。(笑)

3月にこのホテルを利用した折りに「次はこのホテルで誕生日のお祝いをしますから宜しくお願いしますね!」とチェックアウト時に宿泊とレストランでの夕食をその場で予約したのです。
勿論 この時はホテルから思ってもみないサプライズ プレゼントがある等は予想もしていませんでした。

そして 誕生日当日 琵琶湖マリオットホテルに到着して いつもと同じようにチェックインしました。
私の名前とマリオットの会員番号の確認が済んで 次にレストランの予約時間の再確認が済み 宿泊内容明細にサインして 少しばかりの期待で今日はどんな部屋に案内されるのかな?とアップグレードは?と思った瞬間でした。
「お部屋は温泉付のプレミアルームさせて頂きました。」ここまではいつもと同じですが、次に「本日はお誕生日 おめでとうございます。お誕生日のご利用の記念としまして 当ホテルより夕食の食事のデザートとしてbirthdayケーキ(デコレーション)をプレゼントとしてご用意させて頂きます。」と さりげなく伝えられました。「?!!!」勿論、驚き共に感激しました。 次にホテル側のお心遣いに感謝の言葉を伝えて部屋に入ると
部屋のテーブルの上に何やら シャンパングラスとメッセージがかかれたカードがあるのを見てみると 琵琶湖マリオットホテルの支配人殿が自ら手書の 誕生日のお祝いのメッセージがとどけられていました。
部屋の冷蔵庫の中にはなんと お祝いのシャンパンが冷やされていたのです。
「!これは一体何?!」勿論 ホテルよりサプライズ プレゼントなのですが、支配人殿 自らが手書きのメッセージカードと共にスパークリングワインを届けてくれていたのでした。
フロントでチェックインの際には何も伝えられなかったので これも心憎いばかりの ホテルからのサプライズ プレゼントだったのです。

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この後 夕食の食事が進み ほぼ食べ終わったタイミングを見計らって レストランのスタッフとマネージャー自らが実にスマートにさりげなく 私達のテーブルに誕生日のメッセージが書かれた プレート(オードブルとデザートのお皿にメイキングして)とデコレーションケーキを届けてくれたのです。
お祝いの言葉と同時にろうそくに火をを灯して感謝の瞬間が始まりました。

週末の夕食時では周りのテーブルも満席でしたので目立つ事この上ないくらいでした。

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本当に心憎いばかりの演出に又もや大感激です。
決して 大袈裟に又わざとらしくするのではなく、あくまでも スマートにさりげなく 最高のおもてなしをしてくれる琵琶湖マリオットホテルとそのスタッフには脱帽しました。

フロント、ロビー、レストラン、ラウンジの全てのスタッフが私達 家族に対してお祝いの言葉をかけて頂きました。
勿論 他のホテルチェーンでも誕生日の記念に利用すると 何かしらプレゼントはありましたが、 琵琶湖マリオットはホテル全体で私達に対して最高のおもてなしをしてくれました。

勿論 このようなサプライズプレゼントやおもてなしはマリオットの会員プログラムの特典にはありません。
ホテル独自の演出です。
今回 琵琶湖マリオットホテルはマニュアルにはない 最高のサービスを私達におもてなしとして やってくれたのです。
以前にもご紹介したように 琵琶湖マリオットホテルとそのスタッフの方々はサービスマニュアルに拘らず 色々な方法や形で私達ゲストを満足させてくれる優秀なホテルなのですが、それ以上にスタッフの方々の暖かい気持ちを全面に出した ゲストに対する対応は素晴らしいものだと 改めて思いました。

その1つが どのスタッフも 何かこちらからリクエストや頼み事をお願いした際には必ず 次の言葉が帰って来るのです。「かしこまりました。他に何かお手伝いするはありますか?」
これはスタッフの生の言葉以外でもマリオットのアプリでホテルとの直接のチャットの中でも 必ず入っている言葉です。
何がお客様にとって必要なのか?
常に前向きに積極的に対応するスタッフの方々の姿勢は驚くばかりです。
決して お客様からの言葉を待っているのではなく 自らが積極的に言葉をかける姿勢については ホテル側の高度な教育とマニュアルに元ずく物なのでしょう。

そして このホテルの魅力や人気の高さを知る 意外なチャンスに今回は遭遇しました。
これは私達 日本人が普段 中々気づかない事でもあります。
私達 日本人の会員から国内のマリオットホテルをどう評価するかは 勿論 出来る事です。まぁ 内側からの目としましょう。
では 海外のゲストから日本のマリオットホテルの評価をするとしたら どうでしょう? 私達 日本人の目からは 予想は出来ても ズバリ判断を下す事は中々 困難です。海外から琵琶湖マリオットはどのような評価を受けているのだろう?
人気はどうなのか?

勿論 私達でも 国内のマリオットと海外のマリオットの両方を利用して 比較対象して評価を出す事は出来ます。
ですが、海外のマリオットと比較して評価をするとなれば自らが 海外の多数のマリオットを利用して 初めて分かる事にもなるのでやはり 普通では困難だと言わざる得ないですね!

そんな海外からの評価を知るチャンスを琵琶湖マリオットホテルのラウンジで得る事が出来たのです。

私達が利用した夜はたまたまですが 琵琶湖マリオットのラウンジに海外からのゲストが数組 利用していました。
皆さん マリオットのエリートメンバーさんで 京都に観光で来て 琵琶湖マリオットに宿泊して たまたまラウンジでお互いが知り合うタイミングになったのです。彼等はそれぞれ 米国、カナダ、香港から日本にやって来て京都を観光してホテルは琵琶湖マリオットを利用してるのです。
彼等と話すきっかけは実は私の娘が演出したのです。(笑)
彼等はラウンジ中央にあるテーブルに全グループが合流して騒ぐのではなく、 マナーも上々に楽しく飲みながら会話を弾ませていました。
そこに何と私の娘が片言の英会話でグループに参加して行ったのです。
凄いバイタリティーと言うか 怖いもの知らずと言うか いつの間にか自然と私の娘は彼等のグループに溶け込んでいたのです。流石にこの光景には驚きましたが、私は娘にとって良い機会だと思い 暫く様子を見ていました。
全く知らないもの通しでも旅行者がこのように1つテーブルに合流して楽しく会話をする事は 海外のマリオットのラウンジではよくある光景ですし、日本でもモクシィーのロビーラウンジではちょくちょく見かける事ですが、琵琶湖マリオットのラウンジでは珍しい光景ですね!
事実 ラウンジのスタッフも 今迄にこのような光景は殆どなかったと 珍しい光景に驚きと戸惑いを感じていた程です。



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私達 日本人は一般的にシャイな方々が多い為に自らがこのグループの中に参加して一緒に会話を楽しむ事は中々出来ない事ですね、どちらかと言えば日本人が苦手な部分です。
ラウンジでも パートナーと二人でひっそり楽しむか 1人でひっそり楽しんでいる方々が大半ですが、海外の方は 他に楽しめるゲストがいれば一緒に楽しむ方が得意なのです。
まぁ これは文化や風習、の違いでもあるので どちらが正解とは言えないのですが、本来 ホテルはコミュニケーションの場です。パブリックスペースのなかでは 周囲に迷惑をかけない程度でゲスト通し積極的にコミュニケーションをはかります。
それが当たり前の国々からのゲストなら日本に来てもそれは当たり前にやる事になります。
ましてや 琵琶湖マリオットホテルは日本にあっても外資系のマリオットグループの看板を掲げている インターナショナルのコンベンションホテルなのですから海外から日本来て 利用するマリオットのメンバーは当然 そのように思っていますし、利用します。
当然の流れとして ラウンジではこのようなシチュエーションになって来ます。
日本にある外資系ホテルは今後 インバウンドが増えて 海外からのメンバーの利用が増えれば ますますこのような機会は増えて来るので ホテルのラウンジ自体もそれに慣れる必要がありますね!

少しの間 私は様子を見ていたのですが、グループの中の男性(カナダ人)方が私を呼び来て 一緒にグループに加わるように言いました。
私も海外からのマリオットメンバーの事が知りたい事もあったので グループに入りました。
そして チャンスとばかりに彼等に対して色々と質問をしてみたのです。
彼等からは意外と言うか、へぇー、と言うか、やっぱり、と言うか 口々にほぼ同じ答が帰って来ました。
私は琵琶湖マリオットの感想と今回 利用した理由を訊ねてみたのです。
米国からのグループはリピーターでした。以前に利用して琵琶湖マリオットが非常に気に入って 今回も利用したのです。カナダ人と香港からのゲストは以前に知人が利用して非常に良かったので 日本で利用するなら琵琶湖マリオットホテルだと 薦められて初めてやって来たのです。
何れもが 海外から日本に来て琵琶湖マリオットホテルを利用して 気に入ったから知人に薦めた、自身が利用して非常に良かったのでリピーターとして今回も利用した。
大阪や京都には自分たちの気に入ったマリオットのホテルはないから わざわざ滋賀県にある まぁ彼等からしたら近くになるのですが、琵琶湖マリオットホテルにやって来た 事になった訳なのです。
琵琶湖マリオットホテルの評価は海外からのマリオットメンバーにも非常に高いのです。
これが外から見た日本のマリオットホテルの評価になるのです。
琵琶湖マリオットホテルのどんなところが気に入ってるのか訊ねてみると 一同にホテルの雰囲気、スタッフの対応 が良い 、ホテルの スタッフは非常にアクティブだと まぁ積極的なところでした。
これは私達 日本のメンバーが思っている評価が海外からのメンバーにとっても同様に高いと言う事になりました。

となると琵琶湖マリオットホテルの魅力は単に良く言われている メンバーにとってコストパフォーマンスが高い(エリートメンバー特典が優秀)ホテルだけではなく、バランスのとれた優秀なホテルと言う事に行き着き 又利用したくなるホテルだと言う事になるのですね。

メンバー特典が良いだけでは 何回か利用すると正直 飽きが来ますし、本来のこのホテルが持っている良さは理解出来ないかも知れません。
コストパフォーマンスの良さを求めるのであれば メンバー特典さえ高ければ どこのマリオットホテルでも同じ事になりますよね!
それは琵琶湖マリオットを気に入ってるのではなく、マリオットの会員プログラムの特典が気に入ってるだけのゲストなので ゴールデンウィークやお盆休み、年末 年始の混雑時に自身の思うように部屋のアップグレードやレイトチェックアウトがされなかったりすると フロントでチェックインの時にホテルのスタッフに対して暴言を浴びせたり、大声で怒鳴ったりする事があるのですね!

それでも琵琶湖マリオットホテルのスタッフは誠実に熱心に最後まで諦めずにゲストに対応しています。
本当のホテルの良さや魅力は決して メンバー特典の云々ではなく、マニュアルにはないおもてなしを主とした。形は見えなくてもゲストを満足させる為の スタッフのサービス精神であり、常に前向きに積極的にゲストに接する スタッフ1人1人の姿勢だと思います。
そして最後に行き着くのは マリオットホテルとして 開業して まだ僅か2年しかなくても 海外からのメンバーにも認められた 琵琶湖マリオットイズムの誇りと彼等のホテルマンとしての高いブライドだと言う事です。

どうでしょう? 未だに琵琶湖マリオットホテルを利用していない マリオットホテル ファンの皆さん 一度はご自身の目でこのホテルの魅力を発見してみては如何でしょうか?
私は決して このホテルだけは不快な気持ちにはならない ほっと出来るマリオットのオアシスだと思います。




マリオット系グループホテル 快適に利用するには


マリオット系グループホテルを快適に利用したいなら 個々のホテルを見極める判断と眼も必要です。

今年のゴールデンウィークの期間中に 国内外のマリオット系グループホテルを利用された方々は沢山いらっしゃる事だと思います。
私もその中の1人なのですが、マリオットのエリートメンバーさんの中には 良い思いをされた方、悪い思いをされた方 様々だと思います。
良い思いをされた方はゴールデンウィーク中の混雑時にも関わらず 予想してた以上にルームのアップグレードされた、16:00迄レイトチェックアウトがOKされた、又はそれに近いものがあった。と言うものでしょうし、反対に不快な思いをされた方は ご自身が考えていたほど ルームのアップグレードはされなかった、全くされなかった。レイトチェックアウトやアーリーチェックインもNG又は申し訳程度しかされなかった。
エリートメンバー専用のラウンジが混雑していて 利用出来なかった、又は料理等が売り切れ状態で後に行ったら 殆ど残っていなかった等の事があったと思います。
実際に私が利用した国内のマリオット系グループホテルでも チェックイン時にエリートメンバーさんによるトラブルが発生していました。「プラチナエリートなのに 何故 アップグレードがされないのか? 何故 レイトチェックアウトが16:00ではなく、13:00なのか?」とフロントスタッフに罵声を浴びていました。
勿論 このようなメンバーさんは極 限れた方だろうと思ったのですが、ホテルのスタッフから聴いた言葉に驚きました。
ゴールデンウィークには普段 あまりマリオットを利用されてないエリートメンバーさんが 利用される事が多いので逆にこのような トラブルが多いです。」と苦笑いの回答だったからです。
勿論 多くのエリートメンバーさんが利用される時期だから こう言ったトラブルは普段より多くなるとは予想出来た事なのですが、フルスペックの特典が利用出来るメンバー数が昨年よりも減少した今年のゴールデンウィークの方が 遥かに多かった事に驚かされました。

今更ながらマリオットのメンバープログラムの内容の云々を1から説明するのでするのではないのですが、ホテルのスタッフからしてみると 「エリートメンバーさんでも 特典の内容だけ理解されていても どのように適応されるか迄は理解されてない方は結構いらっしゃるので対応に苦慮します。」と言う事でした。
要するに 先にエリートメンバーの特典ばかりに目が行ってしまい、その特典がホテル側の裁量でどのような状況や時期に どのように適応されるのかは 殆ど理解しないで エリートメンバーなら全てのホテルで 全ての時期に保証されていると勘違いして利用しているメンバーさんがかなりの数でいると言う事なのです。

マリオットのエリートメンバーで 特にプラチナエリート以上の上位ステータスを持つには年間に50泊以上 利用するか、又はプラチナチャレンジを達成するかでなければ なれないステータスですし、皆さん 結構苦労されて手に入れたステータスですから 無理もないのですが、全てのホテルで全ての時期に特典(ルームのアップグレード、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト)が保証されているのではないのです。
ウェルカムギフト、メンバーラウンジのフリーアクセス、朝食の無料 等の特典は提供可能なホテルであれば殆どが保証されていますが、数量に制限がある部屋の特典についてはあくまでも 利用する個々のホテルの裁量によるものですからゴールデンウィークやお盆休みや年末年始等はいくら上位のエリートメンバーさんであっても過剰な期待は禁物です。

マリオット系グループのホテルは全てのホテルがマリオットのブランドの元に全世界で統一されていますが、その運営に至っては個々のホテルによって千差万別です。マリオットインターナショナル直営もあれば ライセンス制を導入したフランチャイズで各ホテル運営会社によって運営しているホテルもあります。
マリオット系グループの多くのホテルが後者の各企業体によってフランチャイズ形式なのです。
例えば 国内では都ホテルチェーンや森トラストグループのような大手企業が運営するものから 地元の中堅企業が単体で運営するものまで様々に運営されています。

このような形式から同じマリオット系グループのホテルであっても中身は全く違う事が多々あります。
当然の事からエリートメンバーの特典に対する取り扱い方も変わります。
個々のホテルによって任されている裁量の違いがあるのです。
ルームのアップグレードについても チェックイン時に空室があればスィートルームにまでアップグレードしてくれるホテルもあれば 空きがあってもせいぜいがワンランクアップ位しかアップグレードしてくれないホテルもあります。
どのようにアップグレードするかは そのホテルによって様々ですから 同じマリオットでも 東京と大阪では違いがあるのです。勿論 シェラトンウェスティンも同様です。
森トラストグループ等はマリオット、ウェスティン、ラグジュアリーコレクション、コートヤード等のブランドを持っていて エリートメンバー特典に対する取り扱いも共通です。
都ホテルもマリオット、シェラトンウェスティンのブランドを持っているので都ホテルグループ内では共通です。

しかしながら森トラストグループのマリオットと都ホテルグループのマリオットでは はやりメンバー特典に対する取り扱いはそれぞれ違いがありますので 同じマリオットでも中身は違うと判断は必要です。

特に国内のマリオットの場合 開業時にマリオットブランドのホテルからスタートしたホテルと 別のブランドホテルからマリオットブランドにリブランドしてグループに加わったホテルでは 当然 ホテルの施設に大きな違いがありますのでエリートメンバーが受ける事が出来る特典にも違いが生じるのは当然の事なのです。
予め マリオットブランドを導入して開業したホテルなら 会員プログラムをスムーズに実施出来るように造られていますが、他のブランドや独立単体でマリオットブランドに変えてリブランドしたホテルは会員プログラムがスムーズに実施出来る施設やシステムが完成されているのではないので そこで大きな違いが生じる事になるのです。

つまりはご自身が利用されるホテルがどのような中身なのか?開業当初からマリオットブランドなのか?それとも途中からリブランドしてマリオットブランドになったホテルなのか? 見極める事も快適に利用する溜めには必要になって来ます。
森トラストグループのマリオットホテルのうち 富士 山中湖マリオットホテル 、軽井沢マリオットホテル、伊豆 修善寺マリオットホテル、琵琶湖マリオットホテル、南紀白浜 マリオットホテルは2017年にラフォーレホテルからリブランドしてマリオットブランドのホテルとして再開業しましたが、個々のホテルによって施設に差があります。大規模な改装によって マリオットの会員プログラムをスムーズに実施出来るようにしている軽井沢、琵琶湖、南紀白浜の各ホテルもあれば 山中湖、修善寺のように メンバー専用ラウンジが臨時の場所で設置されていて 前者の3ホテルと同様ではないケースもあります。
勿論 将来的には森トラストグループは全てのホテルにおいて共通化される予定のようです。
このようにリブランドであってもマリオットの会員プログラムを全てスムーズに実施出来るように大規模な改装をするホテル運営体もあれば 相当無理をしないと実施出来ない。(エリートメンバーのサービス特典の実施を長期的に維持するには困難)なホテルの運営体もあります。
沖縄ルネッサンスリゾート等は当初から人気があったものの メンバー専用ラウンジの設置に無理が生じて 閉鎖となりましたし、元々 メンバー専用ラウンジがないルネッサンス鳴門は他の理由も重なり4月からマリオットブランドから離脱してしまいました。
ホテル運営又は施設がマリオットの会員プログラムをスムーズに実施出来るのが将来的にも困難になったために独立運営になったのが大きな原因だと思われます。
反対に都ホテルが運営する京都ウェスティンホテルは 今年から来年にかけて大規模な改装が実施されて マリオットの会員特典やサービスをフルに実施提供出来るホテルに生まれ変わる予定ですから
やはり 運営する企業によってもマリオットブランドホテルは随分と違いが出る事となります。

マリオットのエリートメンバーさんがホテルを快適に利用する為には どのような運営体なのか?マリオットの会員プログラムや特典サービスをスムーズに実施出来るホテルなのか?予め見極めて利用する事も大きな要素となって必要になるのです。

チェックイン時に空きがあれば 初めての利用でもスムーズにアップグレードされるホテルなのか?それとも 空きがあっても初めての利用だと渋いのか?
国内の例では 前者が宮崎シェラトン オーシャングランデ 、後者は京都リッツ・カールトン等です。
宮崎シェラトンでは上位のエリートメンバーさんであれば平日や閑散期利用なら空きがあればスタンダードスィートルーム迄スムーズにアップグレードしてくれます。反対に京都リッツ・カールトンは例え平日や閑散期の利用で空きがあっても簡単にはスィートルームにはアップグレードしてくれません。むしろ初めての利用だと殆ど不可能です。
以前にマリオット提携クレジットカードの紹介blog等で 京都リッツ・カールトンでスィートルームにアップグレードされた記事を読んだ多数のエリートメンバー
さんが京都リッツ・カールトンに行きましたが 京都リッツ・カールトンのフロントスタッフさんによると その殆どの方はスィートルームにはアップグレードされていないとの事です。
私が利用したおりにその事を確認したところフロントマネージャーさんは「多数のメンバーさんが紹介blogを見て来られましたが ホテルとしてはそのような対応をすることは方針としても非常に困難ですし、初めてのご利用でスィートルームにアップグレードすることは 如何に上位のエリートメンバーさんでもお受け致しかねます。当ホテルをご利用頂いているお得意様に対しても大変 不公平で失礼にあたることなので そのような誤った情報が広まっている事については非常に困惑しています。」 とはっきり言われました。
京都リッツ・カールトンは決して そんな甘いホテルではありません。
初めて利用でもルームのアップグレードはありますが、スィートルームへのアップグレードは余程の事がない限り(オーバーブッキング、過度なスィートルームへのアップグレードの催促又は要求)されません。
この事を私のblogで是非とも紹介して欲しい旨をホテルのスタッフさんから要望されたほどです。
勿論 執拗にホテルにスィートルームのアップグレード等を催促されたメンバーさんは ホテル側がトラブルを避ける意味で仕方なしアップグレードされた例がありますが、リスト(要注意ゲスト)として残っているので次回からは お得意様にならない限りまともなアップグレードは望めない事となります。
こればかりは上位のエリートメンバーとしては是非とも避けたい事だと思います。

最後にゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始等の混雑時に快適に利用するには 一番良い方法はご自身が良く利用していてお得意様になっているホテルを利用する事だと思います。
利用するホテルにとってご自身がお得意様なら混雑時でもアップグレードやレイトチェックアウト等は出来る限り 優遇はしてくれますので 余程でない限り不快な思いはしないと思います。
しかしそれでも不快な思いをするとしたらそのホテルは多分 それほどお得意様をそれほど大切なゲストにしない運営方針なので 将来的にも希望は持てません。と言うか駄目なホテルの例としてご自身が切り捨てる方が良いと思います。

初めての利用でもフルに会員特典を受けたいのであれば平日又は閑散期に利用して先ずはそのホテルの実績を作る事が大切です。

マリオットの上位エリートメンバーのステータスは素晴らしい内容ですが、決して万能ではありません、全てのホテルに対して最大の効力が効くのではないことを理解して 上手く使う事も必要です。

ご自身が快適に利用出来るホテルを増やす事が マリオット会員を続け行く楽しみにもなりますし 目的にもなると思います。
これは短期間では決してなし得ない事でもありますから 長い目で持って取り組まれるようお薦めします。

マリオットエリートメンバー ホテルにとってお得意様になるには?

どのようにすれば ホテルにとってお得意様になれるのか? その方法とは?

先日 私の知人でマリオットホテルのエリートメンバーさんから 質問のような相談を受けました。
話の内容は エリート会員特典でどのようにしたら アップグレードして貰えるのか?でした。
理由を訊くと 国内のマリオットグループのホテルを利用したけど 期待したアップグレードはなく、レイトチェックアウトの時間も14:00時迄しかOKして貰えなかったと言うものです。
更にチェックインのさいに温泉付の部屋をリクエストしたら 「本日はエリート会員さんの利用が多くて あいにく満室なので」と ワンランクアップの部屋をアサインされたと言う事でした。

知人は私に「自分はプラチナエリートメンバーなのに何故 そこまでしかして貰えなかったのか?他のエリートメンバーで満室とは エリートメンバーの差別をしてるのか? あのホテルはサービスが悪いのか?」と尋ねました。
彼は マリオットグループの提携クレジットカードを所持してゴールドエリートメンバーになり その後は 昨年の秋にプラチナチャレンジをスタートして 今年の1月に達成して プラチナにランクアップしたメンバーさんです。

魔法のカードを所持して いっそくとびにゴールドになって ファストパスならぬプラチナチャレンジでプラチナエリートになった。マリオットにとってはこれからお得意様に成りうるゲストです。

ホテルを利用したのは2月の週末でホテルはそこそこ混んでいたようです。
又 様々なサイトでホテルの情報を見てそのホテルがエリートメンバーに対してのアップグレードが非常に良い評判だったので 自身も初めて利用したのでした。
質問を受けた私は知人の話から彼が利用したホテルの当日の状況を考えて 私なりに判断して答えました。
「ホテルのフロントの話からして当日はプラチナエリートメンバーの予約が多くて 予めエリートメンバー用に割り当てている温泉付の部屋は君より上位のエリートメンバーに充てたか、同じプラチナエリートメンバーでも ホテルにとってのお得意様に充ててしまっているから君迄回らなかったのさ、つまり当日は君のライバルが多くて競争率が高い日だったから負けてしまったのさ。」と答えました。
「君のように提携のクレジットカードでゴールドエリートになったメンバーさんは多数いるし、プラチナチャレンジでプラチナエリートになったメンバーさんも多数いる、その上のチタンエリートメンバーさんも減ったとは言えまだまだ多数いる、それに毎年 宿泊数を達成してプラチナエリートを維持している既存のメンバーさんも多数いるから 簡単には行かないよ!」答えました。
彼は「マリオットのエリートを紹介したblogやサイトを見たら 皆 簡単にアップグレードして貰ってるし、レイトチェックアウトも16:00迄はOKだと書かれている、断れたなんて一言も書いてない。」
私はため息をつきながらも「紹介のblogやサイトは成功例しか載せないないし、実際に普段の利用で上手く行かなかったケースなんて 載せたら紹介の意味をなさないからね!でも現実はそんなに甘くないよ、実際にはレイトチェックを断られたり、思うようなアップグレードをしてもらえななったりするケースは山ほどあるよ。」と言いました。

「色々な特典があるから高い年会費を払って提携クレジットカードにも入会したし、費用を使ってプラチナチャレンジをしたのに これでは何にもならない❗」と知人は不満を漏らしました。
彼はプラチナチャレンジにかかる費用を極力おさえたいので 家族でホテルを利用せずに モクシィホテルを定期的に利用して宿泊数を達成したのです。

16泊のうち半分、いや3分の1でも良いから 前回に利用したホテルを利用していたら間違いなく、彼の希望通りのアップグレードと16:00時にレイトチェック出来た可能性があったのですが。
これが 私がこれから話す 重要な内容になります。

確かにマリオットの会員特典にはアップグレードやアーリチェックイン、レイトチェックアウト、ウェルカムギフト、ボーナスポイントの加算、朝食の無料、クラブラウンジのフリーアクセス等の数々のサービスがあります。
この内 利用するホテル側に裁量が任されている チェックイン 、アウトの時刻、部屋のアップグレード、その施設のサービス等があります。
これらは 数に限りがあることから 当然リミットがあります。
ラウンジのフリーアクセスや無料の朝食等のサービスは特に数に制限をするような物ではないため ホテルが混んでいようが ガラガラであろうが普通は関係なく、受ける事が出来ますのでエリートメンバーさん間の差はありません。

しかし、部屋のアップグレードやチェックイン、アウトの時刻は混雑時にははっきりとメンバー間でも差がついてしまいます。
「不公平、差別するのか?」と声を上げるエリートメンバーさんもいると思いますが、全てを公平なんて出来ません。
それこそ お得意様にとってはお役所的な悪平等になります。

確かに早くに予約をした順番の方が優遇されるのではないか?と言う方もいらっしゃる事でしょう。
それも有るかと思います。しかし、予約を早くにしてるからと言って アップグレードが優先されるのはあくまでも 同じステータスのエリートメンバーさんで当日 利用するホテルの宿泊実績が変わらない時くらいです。
ましてや プラチナより上位のエリートメンバーが早くに予約をしていて割り充てられてるとしたらプラチナエリートさんではお得意様でない限り 勝ち目はありません。

では どうしたら 自分の希望に叶うアップグレードやレイトチェックアウトをして貰えるようになるか?
先ずは まだ マリオットの宿泊実績が少ないエリートメンバーさん(プラチナであっても)過大な期待は予めしない事です。
平日等のホテルが空いてる日に利用する事も1つの手段ですが、様々な事情で週末にしか利用出来ないなら 最初のうちはワンランクアップで希望に叶わなくてもやむ得ません。
何しろ皆さんが同じようにホテルを利用するのですから ライバル間の競争率は高いのです。

しかし、ほんの些細な事からホテルのお得意様になれるチャンスがあります。
これからは実際にマリオットホテルのスタッフから聞いた話や情報を元にお話します。

マリオットホテルは基本的にはマリオットのメンバーさんは全員 お得意様です。上位のエリートメンバーさんは上得意になります。
でも これはマリオットグループ全体での事であって 各地にある個々のホテルのお得意様とまでは言えません。
要するに そのホテルにとってはメンバーさんがビジターと同様な一見さんなのか 常々利用してくれるお得意様なのか? さぁ ここで1つ差が付きます。
マリオットのエリートメンバーでプラチナ そして過去に宿泊した実績が何度もあるお得意様、片や同じプラチナエリートでも 初めての利用の一見さんです。

チェックインする時にそのホテルのフロントはどちらの方を優先してアップグレードしますか? レイトチェックの時刻を16:00迄OKしてくれますか?
答えはお分かりですよね!お得意様であるプラチナメンバーさんです。
ホテルが常に最優先するのはリピーターです。お得意様を何を持ってしても最優先します。同じプラチナメンバーでも差は出てしまいます。

リピーター同士でも年に数回の方と毎月利用してる方とでは優先されるのは後者の方です。
極端なケースとして プラチナエリートメンバーさんでお得意様なら 上位のチタンエリートさんが一見だった場合では殆どのホテルはお得意様のプラチナエリートさんを優遇します。
それが現実に起こっているのです。

もう1つ驚いたケースとして
国内のマリオットホテルで そのホテルが好きで 月に1~2回毎月コンスタントに利用される一般のお客様がいて ホテルのマネージャーさんもお客様に対して「これだけ利用して頂けるなら是非ともマリオットの会員になって下さい」
とお願いしたところ そのお客様は「マリオットが良いから利用するのではなくこのホテルが好きで来ているので会員になる事に余り興味がない。」と辞退されたのです。自分が好きで利用してるホテルのブランドがたまたまマリオットだったのです。まぁそのお客様はホテルがマリオットにリブランドする以前からお客様でマリオットになってもそのホテルに惚れ込んで利用しているのですが、

勿論 この一般のお客様はホテルにとっては大のお得意様です。
どんなに混雑時でもスーペリアルームから温泉付のプレミアムルームにアップグレードして貰えますし、チェックアウト時刻も優遇されています。
これらの裁量を持つのはフロントマネージャーです マネージャーが上得意様と判断すれば エリートメンバーと同様に特典がつくのです。

このようなケースはいくらでもあるようです。ホテルは勿論 メンバーを大切にしますが、お得意様ならメンバーさんと一般のお客様の分け隔てはしない どちらも大切なゲストとして優遇するのです。
ホテルのファンを大事にするのは当然の事ですよね!
メンバーさんが勘違いしてはいけないのはいくら自分がマリオットの上位のステータスでも全ての特典が希望通りになる保証がされているのでなく 利用するホテルによっては希望通りにはならないと言う事です。

ほんの些細な事をご紹介しましょう。
貴方が少しでも早くにそのホテルのお得意様になりたいのなら 先ずは利用するホテルに対して如何に自分自身を印象つけるか?です。
勿論 宿泊実績を重ねることがベストですが、それを早める方法はいくらでもあるのです。

ホテルを好きになる、ホテルのスタッフを好きになる、(恋愛感情ではありませんよ)まぁ綺麗な女性スタッフならそれも良いかも知れませんが!(笑)

ホテルのスタッフと仲良くなってご自身をホテルに強く印象付ける事です。

これはご自身がチェックインする前から始まります。
ホテルの玄関でまず 貴方を迎えるのはドアマン、ドアマンがいないなら ロビースタッフ 彼等は必ず 挨拶をしてきます。勿論 貴方も何らかの挨拶や会話はしますね!
彼等の対応が良かったら 次にチェックインの時に それをフロントスタッフに「感じの良いドアマンですね!とか「ロビースタッフさんは良い感じですね!」
等のちょっとした褒め言葉を伝えます。
横にフロントマネージャーさん等がいたら効果は遥かに上がります。

次にフロントスタッフには少しわざとらしくても良いので ホテルを最初に見た印象や雰囲気を褒めるのです。
特にフロントマネージャーが居れば効果的なのですが、マリオットグループのホテルに最良の褒め言葉として 他のホテルチェーンと比較対象した褒め言葉を使うのです。それもマリオットがライバルとしてるホテルチェーンを出すのです。
勿論 ライバルチェーンをけなすのではなく、「ヒルトンも利用したけど このホテルはヒルトンとは又 違った雰囲気があって良いですね!とか ズバリ ヒルトンより気に入りました」等の言葉はマリオットホテルのスタッフにとっては最高の褒め言葉になるのです。

大袈裟にお世辞を言うのではなく 簡単なもので良いのです。

この時点でフロントスタッフやマネージャーにかなり貴方を印象付ける事になります。
彼等はプロですから 貴方の名前を確認したり 顔を覚える事を既にスタートさせる事でしょう。

次に ロビースタッフが貴方を部屋に案内します。
部屋に案内されたら 最後の一手を使います。部屋の設備の案内や説明等をスタッフが案内を終わった時、貴方は部屋をぐるりと見回して、この時 貴方の希望通りの部屋か少なくともワンランクアップされた部屋なら 最後に「良い部屋にアップグレードして頂きありがとうございまました。とフロントスタッフさんとマネージャーさんに くれぐれもお伝え下さい。」案内してきたスタッフに伝言を言うのです。
少々 気に入らなくても ここは ちょっぴり堪えて下さい。 この先のステップのだめです。
この伝言は間違いなく フロントスタッフやマネージャーに伝わります。
優秀なホテルほど この伝言は直ぐに伝わります。
褒め言葉と言う物は直接 相手に伝えるより 間を通して間接的に伝わる方がより効果がありますし、貴方が部屋を見てからの伝言なのですから 説得力も高いのです。

ここまでで 最初の貴方をホテルに印象付ける 一旦は終了です。

この後は 外出時やホテルに戻って来た時等にタイミングを見計らって ホテルのスタッフと雑談や質問、依頼事を話すと だんだんと貴方の顔と名前が彼等に覚えて貰うようになります。
別に長く話さなくても良いのです。
余り長いと逆効果になったりしますが、
通常の会話なら全く問題ありません。

元々 ホテルはコミュニケーションの場です。ホテルのスタッフはお客様の声を聞いて様々なサービスを提供しますし、悪い事も聞いて改善して行きます。

ホテルのスタッフはお客様の声を常に待っているのです。それが褒め言葉でもクレームであっても、しかし、良く聞くのは「お客様からのクレームは直ぐに聞かせてくれるのですが、それ以外の会話はされない方が増えました。」と言うものです。
それは 上手く行って当たり前!と言う事が、根底にあるから どうしても出にくい場合が多いのです。
悪い時はクレームを言うのであれば
良かった事にも褒めてあげるべきなのです。当たり前の事を当たり前にする。
これはホテルの最良のサービス精神にもとずいて行われるものだからです。
これを見落としてたり 気づかないゲストはマリオットでも結構いるのです。

私達 日本人は外国人に比べるとどうしても ホテルのような公共の場に行くとシャイになってしまい、引っ込み思案になってしまうのです。
上手く 言葉をかけれない とか 何か照れて話せないとか、自己アピールやコミュニケーションの 不得意さが出てしまいます。
その点 海外からのゲストは日本語が上手く話せなくても 身振り手振りでもコミュニケーションを取ります。
ホテルのスタッフが外国の言葉が話せる 話せないに関わらず 会話を楽しみます。
国内のマリオットでも 年に数回しか来ない海外からのゲストでも 日本人より印象が強く残っているために 顔と名前を覚えられているゲストは多数いるのです。勿論 これはホテルにとってはお得意様なのです。

どうしても そのような会話は苦手、と言う方が多いのも確かな事です。
だからこそ 多数のライバルメンバーさんがいる ホテルで貴方を印象付ける事が、如何に大切なゲストになるチャンスかお分かりになるはずです。

これを利用して行くホテルで続けて行けば ほんの数回で貴方はホテル側にとっては大切なお得意様になって行きます。
ホテルのスタッフは利用すればするほど貴方が利用した レストラン、ラウンジのスタッフからフロントスタッフまで貴方の顔と名前を覚えられて行くのです。
こうなってしまえばしめたもの、貴方はそのホテルにとっては多数のエリートメンバーさんに負けないお得意様になっています。
そして 貴方がお得意様のホテルを増やして行けば行くほど 貴方のエリートステータスは効果的に価値のあるものになるのです。

物は試しと エリートステータスは十分な効果がないと思われている方は是非とも実行してみて下さい。
マリオットの優秀なスタッフなら 必ず 貴方のその行動に最大限に応えてくれるはずです。

次回はお得意様になったら 思わぬサプライズに出くわしたり
ホテルからのサービスをご紹介します。