マリオットホテル 貴方は上手く利用してますか?

(マリオットグループのホテル)を上手く利用する方法。

 

工夫次第で快適に利用出来る方法とは?

シャイな貴方は恐らくはそうでない人達より損をします。

ホテルで誕生日や結婚記念日等のアニバーサリーを快適にするためのちょっとした 工夫を皆さんにご紹介します。

但し、引っ込み思案の貴方、謙虚で遠慮がちな貴方 上手く利用したいなら どうしても積極的にならないと駄目ですよ!

ホテルは本来 コミュニケーションの場です。

特に外資系のマリオットホテルは国内系のホテルと一緒に考えては駄目です。例え国内にあってもマリオットのブランドが付く限り 外資系のホテルなのです。運営体が国内の会社であっても ホテルのサービスは国内向けではなく、グローバルスタンダードを基本とした国際ブランドのホテルなのです。

当然にホテルのスタッフは上から下迄 そのように教育されています。つまりはアグレッシブでなければ貴方の気持ちや思い、要望は伝わりません。

貴方の仕草や表情で彼等は判断はしません。

言うなれば プライベートの領域迄 彼等は入り込まないのです。

そのような一種日本独特のサービスは国内系の老舗ホテル(旅館)でなければ判って貰えません。

外資系ホテルの基本は殆ど全てがマニュアルに基づきプログラム化されたサービスに基づくものなのです。

ましてや開業して間もない国内のマリオットホテルなら とても御三家ホテル(帝国、オークラ、オータニ)のように痒いところにも手が届くようなきめ細かく行き届いたサービスは望むべくもありません。

それは仕方ありません。開業して僅か二、三とて年では優秀なベテランホテルマン等はいないのです。

いかなマリオットホテルのスタッフでも彼等はまだまだ修行途中なのです。

これだけはどう頑張っても老舗の実績のホテルには追い付かないのです。

と、言う事で利用する側もこれは判ってくれるだろう、してくれるだろう。なんて淡い期待を持っても見事に裏切られる事もあります。彼等はいわゆる忖度は不得意なのです。逆に積極的に声をかけたら全力でそれに応えようと必死に努力します。

全く 待ちの姿勢とまでは言いませんがお客様からのどんな事でも良いから声をかけて欲しいのです。

良いこと 悪いこと 全てを彼等は言って欲しいのです。

さて 話を本題に戻しましょう。

ホテル等で記念日等の行事(宿泊、食事)をしたい場合  ホテル側から何らかのサプライズやサービスを受けたい 時は スタートが肝心です。

予約は決して公式サイト等から行わず 直接ホテルに電話を入れて予約する事が大切です。

上手い方法としては宿泊の予約は公式サイトからして(公式サイトからでないと有利なプランが選べない時もあるから) 食事等の予約を直接ホテルに連絡して予約するのです。その際には「何月何日に宿泊予約をしている〇〇ですが、レストランの予約をしたいのです、当日〇〇の誕生日、結婚記念日等でお祝いの食事をしたいので 出来たら〇〇側のテーブルをお願いします。」と伝えると 予約スタッフは「どなた様の誕生日ですか?」と尋ねて来たりします。「〇〇の誕生日なので家族で会食したいのです。」と伝えると 予約スタッフはここで何らかのアクションを起こします。勿論 予約セクションで受けているのでこの情報は早速 宿泊セクションとレストランセクションに流れる事となります。

勿論 この時点ではホテル側から「〇〇をサービスしますとか、させて頂きます」とかのコメントは殆どありません、予約スタッフでは コメントする立場にないからです。このような情報を元にどのようなサービスが出来るのか?するのか?は宿泊セクションのマネージャーやレストランのマネージャーなのです。彼等は場合に応じてサービスの指示を出して当日を迎える事になります。

勿論 ホテル側にも都合があります。準備するのに多少の時間は必要なのです。ですから遅くてもこのような予約の連絡は宿泊する数日前にはする必要が、あります。宿泊当日のチェックイン時に言っても時間的に間に合わない事が多いのです。

なのでタイミングを上手く使うことは必要です。

極端な話 誕生日等の記念行事を上手く演出して欲しいなら 本番の前(数ヵ月前でも可)の宿泊時やレストラン利用時のチェックアウトや会計時に その場で「何月 何日に〇〇の誕生日をやりたいので予約をします。」と予約するのです。前持ってのこのような予約はホテルにとっては確実なリピーターになるので効果満点なのです。喜んで予約を受けて貰えます。

私は自身と娘の誕生日をした5月26日の日にレストランを利用して最後の会計の時にカウンターで次の予約を入れたのです。私の家内が「9月の私の誕生日もここでやりたい」と食事中に言ったので それではと9月のレストランの予約をその場で入れたのです。

マリオットホテルのレストランの会計は殆どの場合 レストランのマネージャークラス がやるので その場で次の利用情報が記録される事になって 勿論 利用当日迄 残される事になります。

一見 何気ない事ですが、自身で積極的に相手側に伝える事が大切なのです。決してサービスを催促するのではなく、はっきりと「凄く良かったので 次の家内の誕生日にも利用させて頂きます。」とはっきり相手に伝える事で相手側も喜んで応じてくれるのです。

このような いかにも人間的なコミュニケーションが自身にラッキーな出来事を招く結果となるのが マリオットホテルの特長であって 醍醐味なのです。

黙っていては何もして貰えません。決して悪いことではないので どんどんご自身を色々な意味合いでホテル側にアピールして行くのです。

ご自身が満足したらそれを積極的にスタッフに誉めてあげる そして又次に必ず利用する旨をはっきりと伝える事がホテルスタッフにとっては最大の喜びであって 彼等は全力で応えてくれるのです。

これを積極的にするのか、しないのか?では貴方が受けるホテル側からのサービスも大きく変わる事になります。

決して難しい事ではありません。

最近は殆どの予約やリクエストをホテルのサイトやチャットサービスで済ましてしまうケースが多いのです。マリオットホテルも多分に漏れずです。

折角 宿泊してもホテルのスタッフ等の会話はチェックインやアウト時にしかなかったり レストランで食事をしても殆ど会話を交わすことすらありません。

これが、殆ど日常なのです。これではよほど優秀なホテルスタッフでも貴方の顔と名前は覚えて貰えません。いくらマリオットのエリートメンバーでも他の多数のゲストと同じなのです。

マリオットのエリートメンバーは沢山います。

普通に宿泊してもメンバー間の競争率は高いのです。少しでもホテルからより良いサービスやサプライズを受けたいと希望するのであれば 良い意味合いで貴方自身をホテル側に売り込む姿勢が非常に大切なのです。アグレッシブにならないと 外資系ホテルでは結局 損をする事もあります。

日本的な慎ましやかはグローバルスタンダードのブランドのホテルでは明らかに不利に働く事があります。

又 貴方自身が積極的になる事で少ない宿泊実績でもホテル側にとっては大切なお得意様に映るのです。

さぁ これを読まれた皆さん ご自身の今迄のホテルの利用をした時 ご自身はどうでしたか?

貴方自身 ホテル内で積極的にスタッフと会話をしましたか?

彼等の姿勢や対応について 声をかけたことはありますか?

彼等に自身が宿泊するホテルについての感想や何処がお気に入りなのか話した事はありますか?

貴方自身が積極的にホテルのスタッフとコミュニケーションを取ることがお得意様になる一番の近道ですし、他のゲストと差別化も出来るのです。

そう言う貴方の姿勢をホテルのスタッフはよく見ています。喜んで対応してくれます。

次の宿泊には是非とも試してみて下さい。きっとホテルのスタッフは貴方の期待に応えるようになるはずです。